子供たちの寝室をリニューアルしました。
今までは賃貸時代から使っていたカーテンをそのまま下げていたのですが、どこか「とりあえずで済ませている」感覚があって、ずっとすっきりしませんでした。
今回選んだのは「調光ロールスクリーン」。
一般的なロールスクリーンとは違って、ブラインドのようにスラットの角度を変えて光の入り方を自在に調整できる優れものです。
調光ロールスクリーンは各メーカーから展開されています。
タチカワ、ニチベイ、ハンターダグラス、ノーマンなどが有名ですが、今回選んだのは WISのFUGA。
聞いたことのない方も多いかもしれませんが、スラットが平行のまま上に上げられるのは、このメーカーならではの機能です。(上げられる高さは1.2m程度までですが)
もともとの計画では窓際にベッドを置く想定はありませんでした。
でも、家族構成の変化や子供たちの成長に合わせた結果、どうしてもベッドを窓に寄せるレイアウトに。
すると従来のカーテンでは布がベッドに当たってしまい、開閉のたびにストレスを感じるように…。
次男は窓際に寝ているのに閉めるのが面倒で適当に結んでみたり、カーテンを開けっぱなし。
内窓はあるものの、冬に冷えないかと心配もあったり。
ちょうど長男が怪我をして気持ちが落ち込んでいた時期だったので、子供達の環境を少しでも快適に整えてあげたいという思いが、窓まわりを見直すきっかけになりました。
魅力は大きく三つあります。
状況に合わせて自在に使い分けができ、まさに「ブラインド」と「ロールスクリーン」のいいとこどりです。
さらに、透け感のあるシースルー生地が入っている点も良いところ。
木製のようなかっちり感はなく、繊細かつ温かみもあり、寝具や家具にも自然と馴染みます。
お部屋全体が軽やかに整い、雰囲気もやわらかくなりました。
調光ロールスクリーンについて、実際に先に採用された方からもお話を伺いました。
「虫が入った時に困ることがある」
「出入りが多い窓ではフチがほつれてきた」
とのことでしたが、これはこのタイプ全般に共通する弱点かもしれません。
それでも「外から部屋の中が見えにくく、柔らかな光が入るのが気に入っています」と、デメリットを上回る快適さを感じているとのことでした。
我が家の場合、開閉が少ない窓で採用したのでほつれの心配もなく、虫も入ってくる可能性は低いと思っています。
自宅では、これで木製ブラインド・シェード・カーテン・調光ロールスクリーンと、4種類すべてのタイプを実際に使うことになりました。
実体験をもとに、それぞれの特徴やメリット・デメリットをお客様にお伝えできるのも、今回新しいタイプを取り入れた大きなメリットだと感じていますが、
今回改めて感じたのは、木製ブラインドとの違いです。
調光ロールスクリーンは木製に比べてずっと軽く、上げ下げも楽。
外への出入りが頻繁な窓に木製ブラインドを使う場合は、電動でない限りおすすめしませんが、調光ロールスクリーンならまだ許容範囲だと思います。
子供部屋で気になるのはホコリ。
なぜあんなに汚れるのでしょう、、、
「洗えない」と聞くと採用を踏みとどまってしまいがちですが、
対策には、エコキメラ(二酸化チタン光触媒)によるコーティングをプラスしました。
帯電防止でホコリがつきにくくなるだけでなく、消臭・抗菌・抗ウイルスの効果も。
実際のところはこれから検証したいと思っています。
掃除が苦手な私でも「きれいに保ちたい」という気持ちが自然と湧き、寝室全体がすっきり見えることで日々の気分まで変わりました。
常々「壁面の印象は空間を決める」とお伝えしていますが、カーテンやブラインドといった窓まわりは、壁面の大きな面積を占める大切な要素。
実際に取り入れてみて、気分だけでなく行動までも変わることを実感しています。
子供たちも「わあ、きれい!」と喜んでくれて、安心して眠れる環境が整ったのが何より嬉しいです^^
価格的には決して安くはありませんが、価格で妥協して後悔した経験は何度もあります。
やっぱりこの部屋にはFUGA以外ない!そう思える選択ができて、大満足です。
小さな自分の望みを叶える。
その積み重ねが、暮らしをより心地よいものに変えてくれる。
今回もまた、そのことを実感しています。
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