キッチンメーカーってどうやって選んでいったらいいの?【リフォーム・リノベーション】

家-リフォーム・リノベーション | 2021/01/23

こんにちは!あこです!

リフォームのご依頼を頂いたお客様から、キッチンはどうやって選んでいったらよいのでしょう?

というご質問を頂いたので、

今日は、キッチンメーカー選定のポイントのお話をしたいと思います!

まずは、キッチンを構成するパーツの把握をしよう!

キッチンって、色んなパーツが組み合わされて出来ています。

水栓

シンク

カウンター

引き出しなどのキャビネット

食洗機

コンロ

レンジフード

他にも、ディスポーザーや浄水器を別途付ける場合もありますが、ざっとこんなところが組み合わされています。

キッチンメーカーのカタログに載っていない設備機器も、採用可能

キッチンのパーツごとにメーカーさんの特徴があり、

例えば、3口横並びのコンロはパナソニックにしかないから、

これが絶対にいい!ってなると、パナソニックのキッチンしか選択肢になくなると思うのだけれど、

3口横並びのコンロでなくてもいいのであれば、

キッチンメーカーのカタログに載っていないコンロでも採用出来ます。

人気のデリシア

実は設備系のパーツ

水栓
食洗機
コンロ
レンジフード

は、カタログに載っていないものを取り付けることが出来ます。

パナソニックのキッチンでも、コンロはリンナイ製だったり、

リクシルのキッチンでも、食洗機はパナソニックを入れていたりします。

キッチンの全てのパーツを自社で開発するのは相当コストがかかるので、

他社さんのパーツを取り入れて、キッチンを完成させています。

例えば、グローエの水栓が付けたくて、メーカーさんのキッチンカタログには載っていない!という場合も、工務店さんでグローエ水栓を設置してもらうことが出来ます。

※取り付け可能かは判断してもらわないといけないのですけど!
※ミーレなどの海外製の食洗機は、入れられるキッチンが限られています

本当に差が出てくるのは

なので、メーカーさんで本当に差が出てくるのは、取り換え可能な設備機器以外の

カウンター

シンク

引き出しキャビネット

などの形、奥行、色、そして金額です。

こうやって考えると、ちょっと比較項目が減って楽になりませんか?

シンクの大きさも各メーカーさんやシリーズで変わってくるし、

シンク周りの工夫も差が出るところ。

あとは、収納(キャビネット)の奥行。

高価格帯のキッチンになると、引き出しが奥まで使えるようになったりするけど、

ここは価格と天秤にかけて判断するところかなと思います。

そして、一番の判断材料になるのは、扉のデザインと色や取っ手かなと、個人的には思います!

ここも、高価格帯のシリーズになれば、選べる範囲が広がるから、悩みどころですね!

収納アイテムはアドバンテージにはならない

個人的に、あまり考えなくてもいいのは各メーカーの収納の工夫だと思っています!

高価格帯のキッチンになると、色んな収納アイテムがキッチンに付属されてくるのだけど、

別のアイテムで代替出来るケースも多いし、

上手く使いこなせない方もいるし、逆に、あって邪魔になっている、、、という方も多いから、

ショールームでは、

あ!便利!って惹かれがちだけれど、ここは比較対象にしなくてもいいのかなと、思います^^

▽キッチンの収納に関しては、こちらの記事も参考にされて下さい!
【キッチンの選び方】意外!収納は比較しなくてもいい?

レンジフードのオリジナルは単体では購入出来ないので注意

最後にちょっと注意点を!

レンジフードは、レンジフード専門メーカーさんのものであれば問題なく付けられるのだけど、

キッチンメーカーさんのオリジナルのレンジフードは、単体では購入出来なくて、、、

例えば、

パナソニックだとほっとくリーンフード、クリナップさんだと、洗エールレンジフードなど、

水栓は単体で購入可能なんですが、レンジフードは単体で売っていないんです~

だから、レンジフードがとっても気に入った場合は、そこのメーカーさんのキッチンを選ばざるを得なくなるんだけど、、、

レンジフードだけが気に入って、そこのメーカーさんにする、ということはないような気もする。

から、あまり気にしなくていいかな。

ちなみに、私の自宅のキッチンのレンジフードは、富士工業さんのもの。

ちょっと話がややこしくなるかもしれないけど、各メーカーさんのオリジナルのレンジ―フードの開発や製造をしているのは、富士工業さんだったりします。

10年、ファンのお掃除がいらないのだけど、10年後にファンのお掃除が必要になった時には、自分で取り外しが難しいから、専門業者さんを呼ぶ必要があるとか。

あと6年後の話だから、その時考えようと思っているけど、、、

長く使うものだから、メンテナンスのしやすさも大切ですよね!

キッチンにコストをかけて、日々楽をしたり、気分を上げたりするのか

多少の手間がかかったり、妥協をしても、初期コストを下げていくのか

ここは結構、どのパーツを選ぶ際にも決断が悩ましいところではありますよね~

ご参考になれば幸いです!

« | »

ABOUT

PROFILE

INFORMATION – 最新情報

2022.04.22
【期間限定】メルマガ登録で新しい無料動画プログラム配信開始!
2022.03.26
Webサイトをリニューアルしました。
2022.03.09
3カ月でセンスを引き出す【インテリア実践講座】をスタートしました。

Contact

アイエのリノベーション・インテリアサービスに関するご不明な点や、お仕事のご依頼・ご相談などがありましたら、下記コンタクトフォームよりお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォーム

Mail Magazine

期間限定!無料動画プログラム配信中
なぜか心地よい家には理由がある。ー級建築士だけが知っている、「私も家族も満たされる」自分史上最高の住まいづくり完全ガイド。

メルマガ登録をする