チョークアートに思わず魅入ってしまう 素敵なレストラン
洗い出した、12個のストレスを解決していきました
キッチンを使うには、このスチールラックの移動が必須
そして、道具を適材適所に持ってくるには、棚が必要
ということで、
棚の設置を提案
これにより、キッチンが以前より使いやすく、道具も取りやすくなりました
コンロ側にはワイヤーを設置し、レードルや菜箸をとりやすく
棚の設置で不要になったスチールラックは、棚のない作業カウンター側へ設置
作業カウンター側からも使えて
配膳側からも使えるように
最大で6人分の配膳が出来るようにしました
サイドはお客様側から見えないよう、黒板ボードを取り付けています
奥にいるのは、今回お手伝いしてくれたともこちゃん
ものすごく気が付く!助かりました!
ともこちゃんの脚のうしろにあるのは、3000本のお箸
見えるようにしておきました
before
問題の多かった このスペースは
デスクからラックを下ろして、見た目を整え
after
トレイを下げるスペースは手前に設け、近くにゴミ箱をおきました
ゴミ箱は動かさなくても開く&ストックの椅子がおさまるように棚位置を変更しました
ストックに関しては、取り出しやすいように、1アイテム1ボックス
引き出したときに、ストックの有無が見えるようにしました
高さも最大限に有効活用
丸2日間のオーガナイズでしたが、
1日目が終わったこの状態から
2日目は取り出しやすくレイアウトを変え
コーヒーカップに関しては、4種類ほどあったので
カップとソーサーの違いを、ラベルに記載
バスケットの中も、ブックエンドで仕切って(耐震マットで固定しています)
取り出しやすくしました
ご依頼を頂いたレストランは、場所にまだ余裕があるのでいいのですが
これからレストランを始める方で、店舗スペースが限られている場合は、
コーヒーカップやその他マグカップは、スタッキング出来てかさばらないものがいいと思います
必要なスペースが全然違ってきますよ
雪崩が起きそうだった冷凍庫
奥行きが深く、奥のものが取り出しにくかったので、トレイを設け、引き出す形に
かつ、棚板を追加し、高さを最大限に活用できるようにしました
お皿に乗せた状態で入れると、重ねて収納出来なくなり、かさばるので、タッパーに入れるか、ラップで包むかを指導させて頂きました
タッパーに、蓋ではなく、ラップをかけていて重ねられない状態も気になりました
これからレストランを始められる方は、タッパーは、同じ種類のものを揃えられるのをお勧めします
定型の形が決まっていれば、冷蔵庫の棚位置も決めやすく、個々に蓋を探さなくて済むので楽です
ちなみに、冷凍庫の容量が足りないからと、新たに1台買いたそうかという相談をオーナー様から頂いていましたが
使い方の問題と、棚不足が原因と考え、購入を見送って頂きました
少し辛口になりますが、
物を入れる器(この場合は冷蔵庫)を増やしても、店舗のスペースが狭くなり、導入コストと電気代がかかるだけで、良いことはありません
また、使い方を改善しなければ、結局また足りない状況に陥ります
これは家庭でも同じこと
けれど、複数のスタッフがいるレストランでは
例えば、ご飯の冷凍の仕方ひとつとっても、ルール化しないとごちゃごちゃ化の速度が、家庭よりずっと早くなります
個人経営のレストランほど、このルール決め、仕組化が必要だと感じました
バックヤードは
before
after
ものを全て出して整理
ストックもスリム化出来ました
ちなみに、お店のものを全部出し切った状態はこちら
ジャンル別に分け、分類していきました
バックヤードの続きです
突っ張り棒を使って、使える場所はすべて使えるように
掃除機は引っかけて
パーツにマグネットをつけて、ラックにくっつくようにしました
使うものを、適材適所に
先ほど同様、マグネットを使用
このちょっとした工夫が、作業スピードに直結!
ノンストレスな状態を生み出すと思っています
レストランも、家庭のキッチンの延長
冷蔵庫も、家庭の冷蔵庫の延長
結局、おさえるポイントは変わらないけれど、結構ボリューミーだったレストランオーガナイズ
丸2日かかりましたが、目に見える変化が面白く、学んだことは数知れず
ご依頼いただいたオーナー様、ありがとうございました!
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