Story17 片付く家／余白を彩るヴィンテージ×グリーン

新築マンションを購入したものの、住みにくさを感じて改めて中古マンションを購入し、リノベーションで理想の家と暮らしを叶えたいとご連絡があったのは2024年の秋。

30代前半のご夫婦、5歳の息子さん、もうすぐ2歳になる娘さんの4人家族のお住まいです。

無事に新居での暮らしが軌道に乗り、YOUTUBEの撮影をさせていただいたのは2025年8月。

てっきりインテリアにご満足頂けているのかと思いきや、

「片付けられるようになった」というのが一番の変化ということに、内心ちょっと驚きました 笑

そういえば、インテリアメインでご依頼を頂き

片付けはおまけ的なサービスで受けてくださった方から

「すごく暮らしやすくなった！」と言っていただけたのですが、

こんなに楽になるとは思わなかった。という、期待していなかった部分とのギャップが大きいからなのでしょうか、、、

いえ。「片付く」ということがこんなにも暮らしを楽にしてくれるのかという実感は、文字通り、実際に体感してみて初めて分かるものなのかもしれません。

動画ではリノベーションの全貌を、間取りを含めてご紹介していますので、ぜひご覧になってみて下さい。
片付けられない。から「片付く家へ」余白を彩るビンテージとグリーン＋ポスター

ここでは、動画では紹介しきれなかったことを書き残したいと思います。

私が奥様のMomokoさんにご紹介した家具や照明は、全てビンテージの１点ものでした。

その理由は、好みのインテリアテイストであるということももちろんそうですが、

分譲マンションを購入されて「今度は１から自分好みのインテリアにしてみたい」とおっしゃっていたのが私の心に残っていて、

Momokoさんに似合うもの・好きなものを取り入れて、唯一無二の愛着が湧く住まいになったらいいな。と思う気持ちがありました。

自分では選ばないけれど「かっこよくて一目惚れした」。と言っていただけたデスクランプは、Momokoさんをイメージして選んだもの。

柔らかだけど凛とした佇まいです。

１点もののビンテージやアンティークは、早く決めないと他の方の手に渡ってしまいます。

そして、欲しいものは既にSoldoutだったり、ぴったりのサイズがなかったり。

特にチェストは良いものがなかなか見つからず、

いっそのこと、新品の量産品でもいいのではないかと見て回りましたが、質感や色にピンと来なくて、もうお引越しに間に合わなくてもゆっくり探した方がいいのではないか、、、と思っていた矢先

チェックしていた家具屋さんから通知が届き、これなら、、、！

と、思っていたところ、同じ通知を見たMomokoさんからもご連絡をいただき、無事に購入いただけたのでした。

背中を押したのは私かもしれませんが、
良い出会いを、ちゃんと自分のものに出来たのは、価値観を整理してちゃんと準備が出来ていたからだと思います。

これは、家具との出会いだけでなく、他の全ての出会いにも言えること。

家具を探す過程も、思い出として暮らしに一緒に刻まれたらいいな。なんていうのは私の押し付けかもしれませんが笑

これからもいろんなチャンスを掴んで幸せになって欲しい。と、ご家族を心から応援しています。

ちなみにチェストの中が空っぽなのは、まだ小さい娘さんのことを考えてのこと。

大切な器などを入れてストレスを感じるよりもその方が心地よく、

今は娘さんが、お気に入りの色々をこの中に並べることもあるそうで、そのエピソードにもほっこりします＾＾

始めから完璧に整えるのではなく、これから揃えていくのも楽しみだと伺い、嬉しくなります。

「唯一無二の」といえば、ポスターの組み合わせもそう。

お好きなテイストのポスターの中から、複数の組み合わせを考えてご提案もさせていただきました。

ちょっとずつですが、、、雰囲気が違いますよね？

大きめのポスターも、チェストの上、玄関、リビング、洗面室に取り入れていただけました。

窓がないマンションの洗面室も、明るい色が入ると晴れやか！

フレームも各箇所それぞれに色違いを＾＾

ポスターだけでなく、フレームの色の違いの組み合わせでも、模様替えを楽しんでいただけます。

グリーンはもともとご主人の趣味で、たくさん置ける場所が欲しい！が叶いました。

ハンギングバーもご主人たっての希望ですが、

「照明」「ポスター」「グリーン」と、３つが揃うとやっぱり、彩りと個性が出ますね。

Momokoさんからも、お子さんからもお手紙を頂いて感動しました。

これからこの家で育ってくれる、お子さんの成長が楽しみ。

広いリビングの木貼り部分は将来ご夫婦の寝室になる予定ですが

その時を今から楽しみにしています。

私の腕も磨いておかなくちゃ！